トムソーヤの冒険(瑞牆山)

トムソーヤの冒険(瑞牆山)

日程 2022年8月6日

山域 奥秩父

メンバー 会員1、会員外1

07:30 瑞牆山荘発
08:00 富士見平小屋発
08:45 登山道分岐点
09:00 取り付き着
09:30 1P目登攀開始
12:15 4P目登攀終了
12:45 瑞牆山着
13:00 瑞牆山発
14:15 瑞牆山荘着

通過ルート

もともとはカサメリ沢でフリーの予定だったが、予報が悪い。
こんな時は濡れていても実施可能な「トムソーヤの冒険」へ。

湿度マックスのスタート
そそられる?!ワイドチムニー
大きい岩峰が見えてきたら、そろそろ分岐
1P目取り付き

登山道の分岐から1P目の取り付きまで白テープに導かれるとの前情報だったが、ほとんど導きにあやかれず、到着。

1P目 リードの私
1P目 フォローのIさん

1P目は木登りスタートらしいが、正々堂々木は限定して、シケシケのクラックを処理した。

続く、2P目は本ルートの核心ではないが目玉となる洞窟くぐりのピッチ。

2P目もリード 私
1つ目のプロテクションは#4
上に行くほど簡単
ビレイ中のIさん
最後の出口は狭い!!

3P取り付きまでは多少の歩き

いったん靴を履き替えたが、3P目まで大した距離はない

3P目はダルマフェイスに、顕著な快適クラック。

3P目もリード 私
ここまで5.5ぐらい
グレードとしては体感5.7~5.8
フォローのIさん
ジャミングできないとつらいみたい
周囲はガスガス。岩は不思議と乾いていた。
3P目終了点から 奥に顕著なクラック

3P目を終了すると、本ルートのロープを要するピッチは終了となる。
あとは適当にルートを取り、山頂まで詰めるのが大部分の記録である。

我々は時間にゆとりがあった。
せっかくなのでダルマフェイス奥の顕著なクラックも登ることとした。
3P目の懸垂下降先が取り付きとなる。

4P目もリード 私 
前情報のない部分のクライミングはドキドキがすごい
無事OS。体感5.9~5.10a。終始フィスト。フィストしか使わない。
フォローのIさん
ジャムができないと無理 エイドでTO

この4P目で我々もロープをしまい、靴を履き替える。
以降はほぼ歩き。難所なく頂上へ。

どんどんリッジ状を登り、高度を稼ぐ
ガスガスの最高のバック
瑞牆山 初ピークの私

もっと雨が降るかと思っていた私は、沢衣装でこの山行に臨んだが、ほとんど降らず。
普通の登山着でこればよかったと少し後悔。

15分ほど休憩&補給をして、一気に下山。
この天候のおかげもあって登山客も少なく、登山道は快適、渋滞なし。

温泉に入り、食事をして、翌日の瑞牆の晴天を期待して眠りにつく。
が、無情にも朝起きたら瑞牆山自然公園のキャンプ場は濃霧。
テントや車、木に至るまでびちゃびちゃに濡れてクライミング不可能なコンディション。

何の期待もせず屋根岩方面のライブカメラを見ると、青空?!
峠をはさんだ北側の廻り目平周辺はしっかり晴れていた。