武藤返しの滝・クリスマスルンゼ（アイスクライミング）

広河原沢右俣（武藤返しの滝・クリスマスルンゼ）

日程　２０２１年２月３日

山域　八ヶ岳

メンバー　会員１名、他１名

０７：００　舟山十字路
０８：１５　二俣着
０８：３０　二俣発
１０：４５　武藤返しの滝着
１１：４５　武藤返しの滝発
１３：００　クリスマスルンゼ着
１５：３０　クリスマスルンゼ発
１７：１５　二俣
１８：００　舟山十字路

通過ルート

左俣に入る予定でしたが、稜線上の風が強そうなので右俣のゲレンデへ。

ところどころ、膝まで沈むトレースをたどり、武藤返しの滝へ。

覚悟していましたが、雪で埋まり高度感はないです。

１本ずつ登り、今度はクリスマスルンゼへ。

武藤返しの滝より先はトレースがなかった。

途中、日当たりのいいところで休憩。
風がなく、日光さえ当たっていれば暖かい。

クリスマスルンゼはわかりやすかった。
これなら通り過ぎることはない。
例にもれず、下部は雪で低くなっている。

１段目はロープを引いてフリーで。

２段目は、せっかくなので一番傾斜のある左のつらら集合体へ。

だが、これがきつかった。
つららの奥は空洞で、はじめ２本のスクリューはただ刺さっているだけ。
落ちたら確実に抜ける。
３本目はつららの奥の氷に到達したものの、水氷。
所持していたＬＳＬの中で凍り付き、スクリューが入っていかない。
何度もスクリューの中の氷を取り除き、力でねじ込んだが、すごく腕力を使った。
たったこの程度の高さの滝なのですが、とほほ…


その後はトップロープで。

同行している方のノミックを借りて、トップロープながら登ってみたら、ほんとに刺さりやすい。

立て続けにトップロープとはいえ３本登っても、あまり疲れなかった。
クオークとは違う感覚に感動し、驚いた。


下山中も天気は安定。

思ったほど風もなかったので、もしかしたら左俣で稜線まで抜けたら気持ちよかったかも知れない。
でも、行ったことのない滝に行くのは、わくわくするものだ。

林道終点付近から阿弥陀岳。
また、お世話になります。