大同心ルンゼ~小同心クラック継続登攀

大同心ルンゼ~小同心クラック継続登攀

日程 2020年3月7日

山域 八ヶ岳

メンバー 会員2名

05:45 美濃戸口
06:30 赤岳山荘
07:45 赤岳鉱泉
08:30 大同心大滝下着
09:15 大同心大滝下発
10:15 大同心大滝上
11:00 大同心基部着
11:30 大同心基部発
12:15 小同心基部着
12:30 小同心基部発
14:00 小同心クラック終了
14:30 横岳
16:15 赤岳鉱泉
17:45 美濃戸口

通過ルート

月に1回は歩きに行こうということで、第3回は大同心ルンゼ遡行と小同心クラック登攀を経て、赤岳の主稜線へ抜ける計画を立てた。

1月1日
雪が少ない赤岳鉱泉までの林道。
四駆のスタッドレスで奥まで入りたかった…

アイスキャンデーとこれから向かう大同心と小同心。

大同心ルンゼ途中まで明瞭なトレースがあったが、途中からなぜか消えた。
大同心大滝目の前で少々のラッセルを強いられた。

十分休憩を取り、アイゼンやバイルを準備。
1段目テラス左寄りにビレイ点を作り、1ピッチでぬける。


とはいえ、抜け口付近でしっかり腕がパンプ。
アックステンションを入れるかノーテンションで乗り切るか葛藤もあったが、無事テンションを入れることなく完登。
ともあれ、私自身の今山行最大の核心部でした。

大同心大滝を登ると大同心基部は結構近い。
あるはずの小滝はすでに雪で埋まっていた。
ルンゼの遡行をしばらく続け、右岸の稜線に逃げれば大同心基部。

大同心基部で大休止。
天気が良く温かい。
本山行の前半戦が終わった。
私の前腕もおわった。

大同心基部付近から小同心基部付近までトラバースバンドがあるような、ないような…
壁沿いをおおむねトラバースした。

初見ということもあり、一度小同心クラックのとりつきを通り過ぎてしまった。
まさか、大同心基部から小同心クラック取り付きまで、45分もかけてしまうとは思わなかった。

冬らしくない小同心基部で後半戦の準備。

1ピッチ目はMさん。
岩稜左のピナクル少し下あたりに立派なペツルの終了点。
ランナーは残置ハーケンとカム。

2ピッチ目は私。
傾斜の若干強い凹角を登った。
この凹角が遠くから見える「小同心クラック」なのだろうか。

3ピッチ目はMさん。
出だしの部分だけ、体感的に傾斜が強くなる。
風もなくて、日差しが温かく、終始ビレイが苦にならなかった。


小同心クラック終了点でロープをたたみ、横岳山頂へ。
横岳山頂直下の岩稜も、簡単なクライミングで退屈せず◎。


帰りはオーソドックスに大同心稜だが、これも初見。
楽勝のはずが、ルート取りがよくわからず進む。
途中、クライムダウン困難な壁に出くわし、そこには残置の懸垂点。
10mほど懸垂下降すると、大同心基部から小同心基部へのトラバースバンド上に出た。
大同心基部から下は迷うようなところはないが、けっこうな勾配だった。
あれを登ってくるのは精神的にまいりそうだ。

赤岳鉱泉からは来た道を戻るだけ。
ダレル気持ちと疲労感しかない。
美濃戸口へはぎりぎりヘッデンを使うことなく到着。
今回もしっかり疲労し、帰路についた。