黄蓮谷右俣(アイスクライミング)

黄蓮谷右俣(アイスクライミング)

日程 2020年1月1~2日

山域 南アルプス

メンバー 会員2名

1月1日
05:00 竹宇駒ケ岳神社
10:00 五合目小屋跡
11:00 黄蓮谷出合
12:00 坊主ノ滝
13:45 二俣
14:15 奥千丈ノ滝
15:30 Co2150m地点

1月2日
06:00 Co2150m地点
12:00 稜線
12:15 甲斐駒ヶ岳
13:30 七丈小屋
14:30 五合目小屋跡
18:00 竹宇駒ケ岳神社

通過ルート

フリークライミングの練習をすることが多かったこの頃。
思えば9月以降、宿泊を伴った山行をしていない。
たまには、泊で歩きに行こうと話になり、南ア北部のクラシックルートへ。

1月1日
雪が少ない登山道。
歩きがはかどるかと思われたが、標高1600mあたりから、ずっと凍っていて歩きにくい。

風は強いが、見通しのきく稜線。
空も青い。

五合目小屋跡にはテントが3張り。
この段階でなかなかの疲労感。
その前を通り、黄蓮谷のアプローチへ。
途中にあった立派な岩小屋。

黄蓮谷に到着。
五丈沢出合付近に出る予定だったが、千丈ノ滝上部付近に出た。

沢中は予想より積雪していた。
ほどなくして坊主ノ滝に到着。
滝左側を2ピッチで処理した。

1ピッチ目

2ピッチ目

二俣から見た右俣。
氷の廊下は雪の下。

奥千丈ノ滝は埋まらずに済んだ。

標高2150m付近で行動終了。
上空の強風が音立てており、谷を時折風が吹き抜ける。

1月2日
強風のやんだ朝。
でも寒い。

しばらく急な登りが続く。

奥ノ滝手前の岩壁。
部分的に薄いものの、つながっていた中央右寄りの部分を登攀。

奥の滝は氷結良好。

バテバテになって到着した稜線。
ここに来て、この日初めて日光に当たる。

少し歩いて山頂へ。
筆者は初めての甲斐駒ヶ岳ピーク。

地獄の長い下山を経て、少しヘッデンのお世話になり駐車場に到着。
新年1回目の登山は快晴で見通しも良く、幸先の良いものとなった。