宝剣岳サギダル尾根

 

山域: 中央アルプス 宝剣岳
日程: 2017年1月7日
行程:
駒ヶ岳ロープウェイ頂上駅(9:50)→ サギダル尾根取りつき(11:00)→
サギダルの頭(12:21)→ 宝剣岳(13:40)→ 乗越浄土(14:00)→ ロープウェイ頂上駅(14:40)

参加者:会員2名

冬山やクライミング、アイスクライミングを初めて2年半ほど経過し、昨年夏には北岳バットレスのアルパインクライミングも経験した。もともと、某映画や某漫画や某ネット動画から影響を受け、冬のアルパインクライミングに興味があり、昨年冬から狙っていた宝剣岳サギダル尾根に、ついに挑戦することになった。

サギダル尾根は、ロープウェイを降りてすぐ左にある、鳥居から続く尾根。極楽平の右にあるサギダルの頭へと続く岩峰が今回のルートである。

出発前。ちょうど中央に突き出た岩峰がサギダルの頭、下から伸びている尾根がサギダル尾根。

サギダル尾根へ向けて、緩傾斜を登っていく。雪面は締まって歩きやすい。

サギダル尾根取りつきへ。

雪壁をフリーソロで登攀中

雪壁をフリーソロで登攀中

岩稜についた。これが取りつきか。Hさんはおそらくロープ無しで行けるのだろうが、私は少し不安に思ったのでロープを出すことにした。灌木や岩のクラックにそれぞれセルフをとり、ロープをセットしてスタカットで。

 

1ピッチ目。

1ピッチ目。

2ピッチ目は簡単な雪壁。

2ピッチでサギダルの頭に到着。

宝剣岳方面
宝剣岳方面
空木岳方面
空木岳方面

 

これから宝剣岳へ。計画したタイムギリギリだった。

クライムダウンには少し不安なところが出てきたので、ちょうど15mの懸垂下降をした。
岩のピナクルに残置のスリング支点があったので使用した。

途中、15mの懸垂下降。
途中、15mの懸垂下降。

 

無事宝剣岳に到着。頂上は何も無い、というか、この岩だけで回りはほぼ切れ落ちていて、頂上という感じがあまりしなかった。

宝剣岳頂上

乗越浄土までは雪壁のクライムダウン。雪面がしっかり締まっていて難しくない。

宝剣岳から乗越浄土

最後に、サギダル尾根から宝剣岳に至る道の全景。

充実した一日でした。

 

とても充実した一日でした。

小林